釉薬を作る時、天然の灰を使用しているのですが、その際灰汁抜きをします。
灰って、すごくアクがあり手を入れるとぬめぬめぬるぬる。
このぬめりがなくなるまでアクを抜いて、ようやく調合できるんです。
そして、灰にも色々あり、木の種類によって色が違います。

手前右のブルーのたらいに入っている灰は薪窯を焚いた時にでた松灰。
あとの二つは蒔ストーブから出た雑木の灰。
松灰は鉄分が多いので茶色い色をしていて、ストーブ灰はグレーです。
木の種類によってこんなに灰の色が違うんですね。そしてもちろん釉薬にした時の色も違います。
何だか不思議で面白いです!